放置自転車問題

清掃活動後の交流会で、放置自転車が話題になり、ナンバープレートや登録番号を調査することになりました。下の写真は2年前までの3丁目旧郵政宿舎跡地セットバック用地における、放置自転車(20台~30台)の様子です。

仲笄町会役員と近隣住民が中心となり、港区役所麻布支所街づくり課の担当者、日本郵便管財室不動産活用担当者、麻布警察署交通規制係、笄小学校の先生とPTA会長の方々と共に、問題解決に取り組んでまいりました。

日本郵便管財室では、違法駐車車両の撤去を専門とする会社を使い、駐車禁止のステッカー貼り付け・放置自転車の回収処分・セットバック用地にトラ顔A型バリケードの設置(下の写真)などきめ細かい作業を引き受けて下さいました。麻布警察交通規制係では歩行者専用道路の標識をドライバーから見やすい場所に付け替えて下さいました。街づくり課は詳細にわたり私共の相談に乗って下さり、電柱の巻看板を4~5ヵ所増設して下さいました。関係各機関と地域住民の方々の力で、放置自転車撤去等当初の目標を達成できました。

しかし当該路地は笄小学校の通学路と重なり、居住者車両以外は進入禁止ゾーンです。にもかかわらずタクシーや営業車両がまだまだ抜け道として利用しています。トラ顔A型バリケードとフェンスの間はトラロープで繋いでありますが、セットバック用地縁石ギリギリまでバリケードを出して(下の写真)、通り抜け車両を増やさないための苦肉の策を講じています。

本来、バリケード等を設けなくとも、違法駐車や放置自転車、危険な進入車両などの心配のない街になるよう、皆様と共に取り組んでまいりましょう。